リース会社から借りたオフィス機器などの無断転売を繰り返したとして、神戸西署などが詐欺の疑いで明石市松の内の会社役員、居倉敏文被告(52)=詐欺罪で公判中=を神戸地検に書類送検していたことが26日、同署への取材で分かった。同署などは、西日本を中心に86件計約1億2400万円相当(未遂含む)の被害を確認。そのうち被害届が提出された6件分を立件し、捜査を終えた。
送検容疑は平成22~24年、神戸市や明石市などのリース会社から、架空の会社を名乗るなどし、パソコンや複合機、デジタルカメラなど計約560万円相当を詐取したとしている。
居倉被告は23年10月、広島県警に詐欺容疑で逮捕、起訴された後、保釈されていた。「詐欺事件の被害弁済や生活費に使った」などと供述しているという。居倉被告はリース会社側からの信用を得るため、架空会社の名刺を作成したり、社印を用意したりしていたという。
